医師を信頼するために メモする努力も

清水さんのことを気にしながらも 次々と自分の言い残しばかり続いて済みません
これでこの件終わりにしますので もう一寸ご辛抱お願いします

マイクのいい加減さを白状します
昨日 是非共知って欲しいと紹介した「嚥下(誤嚥)は人間の宿命」に就いてです
そのことを 以前リハビリ担当の摂食・嚥下セラピストにも教えて貰っているのですが 実は必ずしも十分な理解をしていないままだったのです
分かったつもりで無責任にも分かった様な気持ちになって紹介していたのです
紹介した文章に惚れ込んでしまっていただけだったのです

四つ足動物は 上(背中側)に食道 下(胸側)に気道が 水平かつ平行に並んでいて 口から入った空気は下の管に 食べ物は上の管に流れる様に「二つの弁」がコントロールしている
ここまでは誰でもわかる
ところが四足動物は

口蓋垂[こうがいすい](のどちんこ)と喉頭の入り口の蓋(喉頭蓋)がほとんどつながっていて、「気道と食道が立体交差」になっています。

この文面だけで理解できたことはないのに 恥ずかしくも 次の文章の 人間の「気道と食道が平面交叉」との違いを納得し理解した積りでいました
2次元交叉と3次元交差の違いを文章だけで理解できるほど賢くないのに

今更ですが 今朝から探した次のサイトを参考にして頂いて お詫びに代えさせてください

http://www.touch-sss.net/article/15689351.html
この動画8:30が分かり易いのですが 次の文章も参考に
https://www3.dental-plaza.com/archives/3454
(ところで四足の哺乳類は、誤嚥しないと言われている。
喉頭蓋が大きく、嚥下時には軟口蓋の上まで挙上し、軟口蓋の後縁も長い。
だから食物が気管に入り誤嚥することがないのだ。
口腔の食物は食道へ、鼻腔の吸気は気管へと立体交差していると言える。
四足動物ほどではないが、乳児も喉頭の位置が高く、鼻から入った吸気は気管に入り食物は胃へと流れ込む。
だから乳児は、母乳を飲みながら呼吸しても誤嚥しない。
しかし、首がすわる生後3ヶ月頃になると喉頭は下降し始め、立って歩き始める頃には急速に下がる。
そして3歳では成人の位置付近に近づき、さらに運動能力が増す5歳では同位置となる。
ヒトは、二足歩行や成長に伴い、重力によって喉頭の位置が下がり咽頭腔が広がる。
さらに、高齢者では椎骨の1~2個分下がるとされている。
喉頭が下がれば、咽頭腔の交差点が広くなる。
だから、誤嚥を起こすリスクが増える。
加齢にとって信号機が、黄色の点滅を始めるのだ。
しかし、ヒトにおいてリスクと引き換えに“ある機能”を獲得した。
さてその機能とは、なんだろう?)

斯くて マイクのいい加減さの一つを白状させていただきましたが もう一つ 恥ずかしながらマイクにとってもっと大事なALSのことまでも放って置いたのです
運動ニューロンの機能が落ちて 筋萎縮するのは分かった様な気がしますが 側索がなぜ硬化するのか そして如何なるのか そこはあまり気にしていなかったのです
元々語源を何事よりもまず気にするマイクなのに 肝心のALSを十分理解していなかったとは不覚でした
もう今更という気もしますので サイトで調べるのも疲れますので 今度の回診の時に主治医に教えて貰う積りです

と言うのも 最近リハビリの療法士に 回診では質問しづらいとボヤいたら メモを取っておくとか タブレットで音声出力しなさいと諭されました
マイクの球麻痺進行を考えて 療法士は先行して訓練すべきとそれらしき事をやっているのですが 医師は先のことを心配させぬ様な配慮か 喋りは良く分かるし余り進んでいないと言われるばかりです
実は 「医師ともっと深く話したいが 言い辛い」そのこと自身を問題にしていたのです
この様な思いは マイクの引っ込み思案だけはない 日本人の風土としか思えないし 看護師や療法士 そして多くの患者もそうだと思います
そんな話を何時もするものだから 療法士は主治医にではなく担当医に マイクが症状の先行きを気にしているらしいとまで行ってくれたと知って すごく嬉しかった
それにまた メモで用意すれば質問し易いと言ってくれました

来週は 質問をタブレットのメモに書き置きし 音声読み上げで聞いてみようと思います

清水さんも これから難しい選択肢を迫られるについて 医師からの説明だけでなく 質問を 予め メモしておかないとと思います
如何でしょうか? 勿論ご自分の発声で!

嚥下は人間の宿命と知って欲しくて

今日はマイクの最大の悩みを解決すべく 高粘度唾液を解決できるか 早速 病院の売店で求めた酢昆布「都こんぶ」と ロッテ「小梅のこだわり」(梅エキス0.3%ソフトキャンディ)を食べて試した
焦っていたので両方一緒に間を開けず食べたので 何方が効いたのか判断できませんが 耳下腺の漿液性唾液ドット出てサラサラとまではいきませんが 吐き出した唾の糸引き具合が少ないのです
今夜から就眠まで 吸引器で 何時もとの違いを確かめます
入院中のマイクは 流石の理系で ?体重や尿の頻度ばかりか毎回量まで記録したり 結構数字に拘って 楽しんでいます
実はもっと拘りたい測定もあるのですが 35万する測定器が要ります
ALSにピッタリですが 医師に言うと5万以上は予算計上が要るとかで逃げられました

実は唾の話はこれ迄にして 嚥下リハビリが始まった随分前に 呼吸と飲み込みの機構を調べた事をお話ししたいのです
四足歩行の動物が 二足歩行になった為に 嚥下の宿命を負ったと言う事を知って 偉く感動したので そのサイトの内容を大事に残していて 是非ともと紹介させて下さい

残念にも その後出典を調べても分かりません
メモに「おもしろい歯の話より」とあるだけですが この様に徹底した雑学者(多分 歯科医)に 畏敬の念やまずのマイクです
最後の方だけでも読んでいただきたく思います

咀嚼[そしゃく]された食べものをのみこむ運動を「嚥下[えんげ]」といい、食べものは喉[のど]を通って胃に送りこまれます。液体は「飲」む、固体は「呑」むという字を使うようですが、敵を呑むは呑、清濁併[せいだくあわ]せ飲むは飲と使いわけもなかなかむずかしいものです。飲至[いんし]、飲泣[いんきゅう]、飲徒[いんと]、飲涙[いんるい]、飲燕[いんえん]、呑吐[どんと]、呑声[どんせい]、呑恨[どんこん]、呑却[どんきゃく]、呑舟之魚[どんしゅうのうお]。
「咽」も「喉」も同じのど、双方とも口の奥で口偏がついています。煙でむせるのは咽頭[いんとう]なので、烟[けぶ]ると書きます。喉は口の奥でも声帯のある部分を指します。喉自慢、喉鼓[のどつづみ]、喉笛[のどぶえ]、喉輪[のどわ]、喉頸[のどくび]、喉から手が出る、喉(喉元)過ぐれば熱さ忘れる、喉元過ぐれば鯛[たい]も鰯[いわし]もおなじこと、喉のしたから耳舐[なめ]る─などなど。
食べものが口のなかにあって、咀嚼運動をしているとき、上下の歯と歯は接触していないのが普通です。ですから、食べものが歯と歯の間にあるときは、それほど強い力で噛[か]んでいないことになります。そして、食べものが呑みこめる程度にかみ砕[くだ]かれ、すり潰[つぶ]され、だ液と混ぜ合わされてはじめて、上下の歯が接触するようになります。嚥下するときには、やはり上下の歯が接触して、下のあごの骨が固定されて嚥下の準備が行われます。まれに、上下の歯が接触しなくても嚥下が行われる場合もありますが、口を開けた状態ではスムーズに嚥下できないはずです。
すべての歯がなくなって、総義歯[そうぎし]も入れていないお年寄りで、歯ぐきだけで食べている人がいます。成人の嚥下は三叉神経[さんさしんけい]の筋肉によって行われますが、歯のないお年寄りの嚥下は、顔面神経支配の筋肉によって行われます。平均的な嚥下の回数は、食事以外の座っている時では1時間20~80回、横になっている時では12~60、睡眠時ではもっとも少なくなります。食事中の平均嚥下回数は1分間9回、1日の総嚥下回数は1200~2400回と言われていて、かなり個人差があるようです。
上下の歯が接触し、下顎骨[かがくこつ]が固定されますと、食べものは舌の上に乗せられて後方へと送り込まれます。食べものが喉を通るときに、喉仏のあたりがひょこっと上方に持ちあがるのがわかりますが、これは食べものが気管に入らないように鼻咽頭[びいんとう]を閉じ、喉頭蓋[こうとうがい]という蓋[ふた]を閉めるための運動でもあるわけです。これは、人間の口においては、食べものの通る道と、呼吸のための空気の通り道とがいっしょになっているためなのです
・・・中略・・
咽頭は、鼻から入った空気が、咽頭・気管・肺へと向かう気道と、口から入った食べものが、食道から胃へと向かう食道の交差点に当たるところです。普通の哺乳類では、頭の後ろに首があり、口蓋垂[こうがいすい](のどちんこ)と喉頭の入り口の蓋(喉頭蓋)がほとんどつながっていて、気道と食道が立体交差になっています。ところが、人間では直立の姿勢にともなって、口蓋垂と喉頭蓋が離れてしまい、気道と食道が平面交叉をしていて、食べものを呑み込むときは喉頭を引き上げて気道をふさぎ、一時的に呼吸を停止させなければならなくなったのです。これに失敗しますと、気道に食べものが入り込み、激しくせきこむことになるのです。咽頭における気道と食道の交差点は「魔の十字路」と呼ばれていて、人間が進化したことによって得たところの急所となっているのです。