新聞書評欄で マイクの性癖を 代わって批判してくれそうな本を見つけたので紹介させてください(読んで頂くほどでもなく マイクの愚痴癖の為のご紹介でしかありません)
https://www.msz.co.jp/book/detail/08793.html
「測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか? 」ジェリー・Z・ミュラー みすず書房(2019/4/27)
「成功へのカギは成果評価にある」――今日あらゆる組織に蔓延している信念だ。
しかしわれわれは業績を数字化することに固執するあまり、測定そのものを目的化ししまっていないだろうか。その結果、この「測りすぎ」が組織のみならず個人の生活を破壊しつつあるのだ。
マイクは一応サイエンティストの積りですが 物理を学んだ縁で ホーキングに憧れてALSになった訳でもありません?
理論物理の彼でもそうですが 実証のために欠かせない実験物理学なら尚更に数字に拘るのが宿命なのです
この本は数字に拘り過ぎると数字により繊細な信号に気付かずして より本質を見落とす可能性があり 合わせて悪用される恐れがあることを警告しています
マイクにして見ればそんなこと当たり前で 心配過剰だと思います
それよりも 数字なしの人間の気持ちや機微だけで 妄想や理念作りをやられる事の方が見ておられません
マイクが言っているのは 現実把握の為には 数字が「便利」ですとだけです
それも多面的に見れば見るほど妄想を刺激してくれるのです
人間のコストやQOLは 見方によって変わる筈だし 多様な価値観に合わせた見方をすれば 人夫々のボンヤリした価値(プライス)を重さとして実感できるならば 社会で共有・理解できるかも知れません
本当にそれが出来るかどうかより その数字の使われ方の心配も懸念しておくべきです
理想が先にあれば 悲観的現実を数字で知ることにもなり 思考が止まります
目的や目標が先行した欲望思考なら 偽造データが簡単に利用されてしまいます
情けないことに 自己ファーストに落ちぶれた世間ではこの様なことが当たり前のように流行って絶えません
マイクが 石田梅岩顕正会で学んできたことを何度かお話ししてきました
その心学から生まれた近江商人の「三方よし」をトランプに教えたいのですが その裏技は数字しかないのです
計数経済学者に 先ず心学を学んでもらって 今一番やって欲しいことです
それも自由・資本主義の「欲望」が先行する経済社会が数字的に優勢なようでは ポピュリズムを分かり易い数字が後押しするのです
欲望が支配する世界など 見飽きて見たくもないとは思いませんか
それより「理念」が将来を作る可能性を信じられるような 経世済民社会であったはずの時代に戻らなくてはと思います
数字はその為の理念を妄想する手段としての また妄想を実現させる可能性を導くと信じています
マイクは 難病患者の数字を調べてからでないと 議員の役割りを重さで納得し切れないし 「れいわ」が議会内のバリアフリーを越えて マイノリティをも越えて 公平・平等な社会に向かい始めた兆しだと 早過ぎる安堵を得票数を見て味わいました
マイクが 限りある命のコスト(殆ど多額な療養費)を使い切って どんな価値(社会的貢献)あることができるか
スーパーALSになってからではなく 今できるその為の準備は何か 病院のベッドからではなく 市井に交わらなくてはと前々から悩んでいるのですが 当分何か見付かるよう ベッドの中で夜な夜な妄想する積りです