マイクさんの遺産

今年のテーマは「種子島物語 文化打ち寄せる渚にて」 新しい展開を目指します

マイクさん

またまた9日に間に合いませんでした。

本当に申し訳ありません。約束したことを、2度も続けて違えるなんて、だめですね。でもね、実は、少々忙しい日々を過ごしているのです。そのことは前回も報告しました。鹿児島と京都で同時に写真展をやるってことです。

京都の方は、マイクさんもよくご存知の石田淨さんと、昨年からいろいんな取り組みをやってきているのですが、去年は10月に京都文化博物館のJARFO京文博で写真展をやり、今年は4月20日から5月8日までふたたび写真展をさせてもらうことになりました。浄さんの強いプッシュがあったからです。
テーマは「種子島物語 文化打ち寄せる渚にて」と、新しいテーマで挑むことになりました。

新しいテーマで、新しい写真展というわけですが、マイクさんもお察しの通り、僕は5年、6年、時には10年以上かけるという長っ尻の取材を続け、写真展を開いたり、本を出版するというのんびりしたテンポで生きてきました。だから毎年のように新しいテーマでということになると、僕にとっては本当に大変なことになるのです。必死になっている光景が目に浮かぶでしょう。ほんと、必死のパッチという感じです。

だけど、これから先何年仕事ができるのかと考えると、このあたりで仕事という意味での人生の第4コーナーにさしかかっていると、ちょっと腹をくくり直して頑張ってみようと思ったわけです。

大きな理由は、淨さんが真剣に僕のことを考えてくれて、物心共に支援してくれていることと、その淨さんと僕を結びつけてくれたのが、他でもないマイクさんだからです。

マイクさん

僕はこの忙しい日々をマイクさんの遺産だと思って、真正面からぶつかっていくことにしました。人の評価を恐れずに、謙虚に自分自身を追求し、徹底的に自分を追い立ててみようと思っています。成果はそのあとに必ずついてくるはずです。そうしてあなたが、研究者として、探求者として、身をもって様々な課題にぶつかっていった姿勢、思いも、しっかり受け継いでいきたいと思っています。

空の上から見ていてくださいね。