昨日の続きに 自死をサイトで調べると いきなりこんな日本が見えました
自殺未遂50万人の衝撃…私たちの「一言」の功罪(日経ビジネス)
https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/200475/092300070/
河合 薫 健康社会学者(Ph.D.)
(もう一つ下記転記した財団のサイトに就ての 河田の解説)
53万5千人 これは過去1年以内に自殺未遂を経験した人の数である(推計)。
「自殺未遂者は、自殺者数の10倍程度」というのが、これまでの定説だった。ところが日本財団が行った調査で、20倍近くもいることが明らかになったのである。
・・・・・
「自殺(自死)は『追い詰められた末の死』であり、『避けることの出来る死(avoidable death)』。つまり、個人の問題ではなく、社会的な問題である」
これは世界保健機関(WHO)が、2003年に国際自殺予防学会(IASP)と共同で開催した世界自殺防止会議において出した、メッセージである。
と・・・・・
人間は、たった一言で「自分の存在価値」を見出せる
「有意味感(sense of meaningfulness)」――。これは人間の生きる力である、Sense of Coherence(=SOC)のエンジンになる感覚で、半歩でも一歩でも前に進もうという、モチベーション要因となる感覚を示した概念である。
と・・・・・
私たちは価値あるメッセージの送り手になれているか?
1986年から国家レベルで自殺対策に取り組んだフィンランドでは、自殺に至った要因の徹底的な分析と、数年にも渡る遺族の聞き取り調査を行い、自殺予防の全国的な戦略を立てた。自らも自死遺族であった社会保健省の大臣の強力なリーダーシップのもと、「必要な人」に届く政策が進められ、20年間で自殺死亡率を30%減少させることに成功している。
自殺への偏見、自殺未遂者への適切なケア、うつ病に関する知識などの正しい普及、著名人によるうつ病の公表など、国家プロジェクトとして取り組んだことで、国民の意識も高まった。
と・・・・・(以上から河田の言う WHOの理念を汲み取ってください)
(以下は 上記が参照した詳細な財団サイトです)
日本財団自殺意識調査2016 (結果概要)
https://www.nippon-foundation.or.jp/media/archives/2018/news/pr/2016/img/102/2.pdf
4人に1人が「本気で自殺したいと考えたことがある」
「5人に1人が身近な人を自殺で亡くしている」
半数以上が自殺念慮や自殺未遂を 経験しても相談しない
(日本財団の調査の現実と河合薫の解説からマイクが見る日本とは)
自殺率が先進7カ国で最も高く「自殺大国」とも称される日本です
自死はどこの国より身近なのです
5/9に 身障者や難病者が国民の1割にもなるほど 誰にでも身近であることを告げた
https://hikurashi.com/archives/388
自死者はその倍も近しいのです
なのに元気な個人は死を無視し 弱者に拘らなくとも利己的生活に支障がないと考える世間が普通になってしまっている日本なのです
この儘では 利他社会であった筈の日本なのに 「情けない」ばかりの劣等国から脱しきれません
もう一つ世間の問題は 死も弱者も隠してしまう「みっともない」閉鎖性です
戦争で疲弊した欧州は戦争を避けるためには 多様な共生社会を理想とし 「欧州連合は人間の尊厳に対する敬意・自由・民主主義・平等・法の支配・マイノリティに属する権利を含む人権の尊重という価値観に基づいて設置されている
これらの価値観は多元的共存・無差別・寛容・正義・結束・女性と男性との間での平等が普及する社会において 加盟国に共通するものである」
この連合理念をこれ以上語ることは要らない
共生社会を必要としないのなら
昨日は
「自殺死亡率の国際比較(上位50カ国)」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/hoken-sidou/dl/h22_shiryou_05_08.pdf
より知った
日本 23.7人/10万人 は 利己的 閉鎖的社会性なのです
米国 11.0 で オランダ 9.3 なのです
この差 14.4が 共生社会を意識すらしていない日本社会による殺人だとマイクは妄想するどころか 断言までしました
WHOが 自死は個人の問題ではなく 社会の問題だと言った事に通じます
欧州連合の理念とも重なります
何時もの様なクドクドになりそうなので ここらで我慢もします
しかし 何のストレスか分からないのも原因となっているのか ストレス性のネバネバ唾液には参っていて 我慢ができません