愛ある親切で絶望から救われました

昨夜の清水さんへの返信の後 第2水曜日24時30分から20分の人気番組「絶望名言ミニ」を聴きながら寝ました
50分番組の「絶望名言」は第4日曜日28時台にもあって ネガティブマイクを大不安(ファン)?にさせます
単行本 「NHKラジオ深夜便絶望名言」頭木弘樹 飛鳥新社 (2018/12/11)もあります

(病気、事故、災害、あるいは、失恋、挫折、そして孤独……
人生における受け入れがたい現実に直面した時、人は絶望します。
古今東西の文豪たちもまた、例外ではありません。
絶望に行き当たり、絶望を見つめ、絶望の中で書き留められた珠玉の言葉たち。
本書では、そんな文豪たちの「絶望名言」から、生きるためのヒントを探します。)

カフカや太宰にも感激しましたが 先月のトルストイには 理想を求める何時迄も若き?マイクと 晩年 何でもオープンにしたがり 周りを困らす文豪とがダブって 聴き惚れてしまいました⁉️

昨夜は いつもの根暗とはちょっと違っていて 人類に対する絶望と皮肉と愛情を シニカルかつユーモラスな筆致で描き人気を博した 現代アメリカ文学を代表する作家の一人 カート・ヴォネガット(Kurt Vonnegut、1922年11月11日 – 2007年4月11日)でした
紹介された名言を調べてみて なるほど言えるワード的な 真からの深みのある内容に感心しました

( “Love may fail,but courtesy will prevail.”という科白(台詞)が『ジェイル・バード』という作品の中に出てきます。「愛は負けるかもしれないが、思いやりはなくならない=愛は負けても、好意は消えない」みたいな意味でしょうか。「愛は負けても親切は勝つ」という訳もあります。
これは戦争という悲惨な状況(中でもとりわけ凄惨なドレスデン爆撃)を経験したヴォネガットが導き出したテクニカルな教訓なのでしょう。
考えてみると、愛のために争いは起きますけど、親切心や礼儀正しさ(courtesy)のために争いが起きることはありませんよね。つまり、争いが起きないことを一番に考えるなら、大切なのは愛よりも思いやりだということです。シンプルですが、深い知見です。)

難病患者が求めるのは 表面的な愛ではなく 芯からの親切なのでしょうか
かなり打算的にも思えるのですが 先が見えている焦りからくる実利選択なので 無理もないのです
確実にエクセルで計算した先を見透ししないと我慢できない これは育ちによるのかとも思います

マイクが2人の神様・仏様から夫々に精神的な延命措置を申し出られた事に 愛も感じましたし 加えて確かな思いやりと好意と親切とを信じられたからです
絶望の危機から救われて今があるのは

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