Re:愛の表現はストレートに
その通りだと思います
マイクはシャイでもオープンマインドを信念に生きてきましたので 割りと反応は遅いのですがストレートを好みます
話の最後に余計なことを言って 折角の共感を不意にすることがあるくらいです
しかし表現と受け取りは相手次第です
京女の家内はクローズマインドで マイクのような田舎もんの表現はしょっ中ネグレクトされるのです
これ位にしておきましょう
さて この難病病棟には 色々の難病患者がおられるが パーキンソン病の方がとても多いのです
全国で15万人とか ALSの1万人に比べ て 発症率が高いのと 生存期間も長いからでしょう
この病気は 昭和天皇もなられて 日本では治療方法や薬剤の開発も進んでいるようです
症状に合わせ3ヶ月クールで薬を探す入院とリハビリを繰り返しておられる
生活は徐々にし辛くなるのは同じでも 呼吸器使わないALSの3〜5倍の15年は生きられるのです
これは元々進行が遅いのか 治療の効果の所為かはマイクは分かりません
どちらがラッキーかと言われると パーキンソンはもはや難病から外されるかと心配している患者がいるほどですので 誰でもパーキンソンと言われるでしょう
しかしマイクは 「ALSは楽しめる筈なのです」2019.4.14にも書いたように 高齢でのALS発症なら 健全な人より計画的余生ができて 最期は生き地獄の前に尊厳死できてラッキーな筈なのです
かくて高齢という条件が マイクにエンジョイ・デスを謳わせたのです
パーキンソンの若い難病患者も大勢いて 見るのが辛いのですが 本人はそうでもないようにも感じます
お年寄りも篭もったりしていないようにも見えます
如何してなのでしょう
同病者と接する機会も多く また進行が緩いからの慣れなのかも知れません
割りと気長になれるのでしょうか
ALSは進行が早いので 若い人は呼吸器を選び生きようとするのかも知れませんが 全体的には7割が尊厳死を選びます
パーキンソンの尊厳死のチャンスは多分うんと少ないと思います
生き続けるしかないのかも知れません
病気の一寸したことの違いで 患者の捉え方がこんなに違うのかなと思えてきました
しかもこの事は 個人個人の環境によっても もっと大きく捉え方が違ってくるのだということを教えてくれるのです
マイクのように自死願望真っ只中であったり 愛や希望を持つことを知っただけで最悪から抜け出られたり これが難病という不思議な状況なのです
癌というギャンブル的な病気と違って 難病は地味な病気なのです
癌は考え悩む時間もなくチャレンジするしかないのではないでしようか
マイクが逃病と言ったり 闘病と言ったりする違いに 少しは納得できますでしょうか
大腸癌の清水さんからみて 癌と難病ではどちらがラッキーだと言えるでしょうか
小心でギャンブルに縁のないマイクには 地味な難病からの逃病がぴったりなのです
しかも安楽死という天からの使命を受けたことを天命と肝に命じられたのもラッキーなのです
家内とはぴったりの相性ではないのですが 北陸生まれだから堪忍できているのです