結果を求めずひたすらに

清水哲男写真展「種子島物語」@京都文化博物館JARUFO京・文博(2022.4.20〜5.8)

マイクさん

どうもいかんです。またまたずいぶん遅れてしまいました。忙しさを言い訳にするのはいちばん情けないですが、ほんとうに忙しい日々を過ごしていました。4月20日から5月8日まで京都文化博物館で写真展「種子島物語」を、ほぼ同時に4月24日から5月15日まで鹿児島の蒲生和紙ギャラリーである陶芸家との2人展と、身体が二つあっても足りないような状況にありました。で、ついつい……。

考えてみると、この歳になってこんなに忙しい日々を過ごせるのは、ひょっとしたら幸せなのかもしれないですね。これは多くの人の力添えで実現したことで、ほんとうに人に生かされ、活かされているんだとつくづく思います。だから忙しいなどと言ってはいけないと思いながらもついつい……。
空の上のマイクさんから「何をやってるんだ!」って叱られそうな気がします。すみません、ちゃんとします。

マイクさん、ご報告です。
あなたとのこの往復書簡を切り口にはじまった南日本新聞の〈「生きる」宣言〉が、今月の第4水曜日25日に最終回を迎えます。当初は1年12回の予定でしたが、なんと3年36回の連載となりました。そのうちの24回は、マイクさんの自慢のお孫さんまひるさんに写真を撮ってもらいました。彼女には大変きつい撮影になったようですが、いろんなことを思い悩ながら泣きながら、ちゃんと撮り切ってくれました。彼女の写真がなければこの連載は成り立っていなかったと思います。そういう意味でも、僕はこの連載で多くの人の力を借り、支えられてきました。もちろんマイクさん、あなたとの出会いがなければ有り得なかった話です。関わってくれたすべての人に深く感謝したいと思います。

そうしてこれは終わりではなく、新しいはじまりだと言っておかなければなりません。人が生きて死ぬ意味を、これからあらためて追究していこうと思っています。社会のためではなく、誰かのためではなく、自分のためではなく、何かのためではなく、考えること自体を目的に結果を求めずひたすら考え続けていこうと思います。その傍らには、マイクさん、あなたがいるのです。

これからもここで、僕の思い、考えを、あなた宛に書いていきます。これからもどうぞよろしくお願いします。

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