4/22 羨ましきご両親とようでけた息子さん

「揺れて歩く」を覚悟して読みました
気力体力の落ち込みを意識するばかりに覚悟が要ったのです
本の現物の重さに圧倒されて 2〜3日かけて熟読する積りでしたが イッキに読み終えました

モルヒネを拒否するお父さんの死生観は日本人でありまた職人のプライドでもあるように読み取りました
そこに惚れ込んだお母さんの様子も羨ましく受取りました
相思相愛だからでしょう 1日でも長く共に生きたく また家で死にたい二人

暖かく遠くから見守る息子としての清水さんの心境の揺れ動きと悟り
世間にも個人にもいっぱいある人生劇
その中でも最期のステージ
溢れる機微のありのままを文章と写真で息子が綴る

癌と言う病による死なのに 死の匂いが全くしません
癌と闘うというより そのまま受け止めようとする生き方を貫き通される
連れ合いとして寄り添い通されるだけでの幸せを 息子として足跡を記録に残す
流石の文筆家そしてカメラマン

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